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パース発、水槽飼いらんちゅう(もどき)と池飼いコメットの飼育日記。
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HN:mameranchu
発信地:西オーストラリア州パース
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夜の池の様子 - 灯籠にロウソクを灯したところ

金魚を飼い始めると、水質汚染を含む環境問題について敏感になりませんか?

私は以前から環境保護には興味がありましたが、金魚を飼うようになってから、もっと真剣に考えるようになったと思います。バクテリアと有機物の微妙なバランスや、人間には害のない水道水の塩素が魚にとっては毒であることなど、いろいろ考えさせられます。

海や川に棲む魚達のために、少しでも水質汚染を削減できるよう、私は次のことをしています。簡単にできることが多いです。皆さんもぜひ実行してみてください。

  • 古い電話帳を残しておいて、お皿や鍋に残ったソースや油などはその紙で拭き取ってから洗う
  • 廃油で石鹸を作ってそれで食器を洗う
  • 排水溝やレンジ周りなどの掃除には酢と重層を使う
  • 洗剤を買う場合は生分解性のものを選ぶ
  • 予算の許す限りオーガニックの食品を選ぶ
  • 輸入された果物や野菜は買わない(出荷前に散布される大量の殺虫剤、防腐剤が最終的に海に流れます)
うちにはミミズコンポストがあり、そこで作った肥料でハーブや野菜もちょこちょこと育てています。
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うちの水道水は、時期により多少変動しますが7.8くらいの弱アルカリです。水槽の水はバクテリアによるアンモニア分解の結果、時間が経つと酸性になるということなのですが、うちでは水槽も池もアルカリ性に傾き、放っておくと8.6くらいまで上昇してしまいます。

水をアルカリに変えるような物(サンゴなど)は入っていないので、なぜそうなるのか不思議に思っていたのですが、先日環境学者である友人に「コケの仕業だよ」と言われました。苔などの植物は光合成を通して水をアルカリ化させるそうです。

phdown.jpg

水換え時に pH Down という白い微粉末(Sodium Phosphate-Monobasic リン酸二水素ナトリウム)を加えていますが、数日するとまたジワジワと高くなるので3日後くらいに再度添加。池(100L)に1グラム入れるとpHが 0.30ほど下がります。水槽も池も7.2〜7.6に保てるように調整しています。

水槽の苔取りは月に一度くらい。細く短くて柔らかいコケがガラスの全面にうっすらと付くので、それを苔掃除用のスポンジで取ります。底砂利に面した部分には茶色の苔が付くこともあります。成長が遅いアマゾンソードには濃緑のスポット苔が付いていますが、そのままにしています。裏庭で拾い、煮沸消毒して入れた饅頭型の石は、苔が付くと風情があるのでそのまま。らんちゅう達がよくつついています。幸い、毒性のありそうなコケは発生したことがありません。

池の側面は、光の当たり具合により茶苔の場所と緑苔の場所があります。コメット達の餌になるし、見た目もそんなに悪くないので取らずにそのままです。

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パースは日本の街より土地が広いので、大きな裏庭のある一軒家が日本に比べるとはるかに多く、池を作って鯉を飼う人が以外と多いです。また、リビングなどの部屋も比較的広いので、大きな水槽で熱帯魚を飼う人も多いです。

鯉・池用品専門店も郊外に何店かあり、そのような店ではたいてい金魚も売っています。コメットとファンテール(和唐内)が一般的で、ペットショップなどでは流金系やらんちゅう系の魚はほとんど扱っていません。熱帯魚店に行けば時期により丸モノも数種類販売されています。「金魚専門店」はパースには存在しないものと思われます。

鯉や熱帯魚より安いせいか、金魚にはあまり興味がないのか、店での金魚の管理は日本ほど良くない気がします。実際、買ってくる金魚はほとんど病気持ちか寄生虫持ちです。

流金系やらんちゅう系の魚は、州内にブリーダーがいないようで、ほとんどがシンガポールからの輸入です。「日本でならここまで育つ前に絶対に淘汰されてたよなぁ」というほど体型の悪い魚が普通に売られています。日本には輸出できないハネ魚が出回っているのかも。

らんちゅうっぽい魚は、店によりRanchu として売られている場合とLionhead として売られている場合があります。私はこの両者の定義の違いがよくわからないのですが、ライオンヘッドは中国魚で、肉瘤と尾びれの付き方が日本のらんちゅうと違うという解釈で良いのでしょうか?日本で流通している正統派のらんちゅうはこちらでお目にかかったことがありません。
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