発信地:西オーストラリア州パース
好きなバンド、歌手:
Muse
Radiohead
Beck Goldsmith
Clint Boge
金魚達は、池や水槽の中にいるままだと体の様子を良く確認できないので、たまに水換えの時などに一匹ずつプラケースに入れて異常がないか観察します。立方体型のガラスの入れ物(小型キューブ水槽みたいなもの)があれば良いのですが、そのへんの店では見当たりません。以前花屋でキューブ型の花瓶(?)を見たような気がするので、週末にちょっと行ってみる予定です。もしガラスの厚さが均等で透明度が高ければ買ってみようと思います。
このプラケース、じつは水質試験薬セットのケース(フタ)をひっくり返したものなんです。透明度が高く丁度良い大きさのものはこれしかなくて...ちなみにこのセットでpH、高域pH、アンモニア、硝酸、亜硝酸が測定できます。アクアショップでもこのセットが使われているのをよく見ます。
たとえ水槽から離れて立っていても、私の視線を感じると、すいーっとまっすぐ泳いで寄って来るC.J.。プラケースの中にいても反応は同じです。金魚って、以外と視力が良いのかもしれません。
こちらはディナー。愛嬌のある魚です
うちの水道水は、時期により多少変動しますが7.8くらいの弱アルカリです。水槽の水はバクテリアによるアンモニア分解の結果、時間が経つと酸性になるということなのですが、うちでは水槽も池もアルカリ性に傾き、放っておくと8.6くらいまで上昇してしまいます。
水をアルカリに変えるような物(サンゴなど)は入っていないので、なぜそうなるのか不思議に思っていたのですが、先日環境学者である友人に「コケの仕業だよ」と言われました。苔などの植物は光合成を通して水をアルカリ化させるそうです。
水換え時に pH Down という白い微粉末(Sodium Phosphate-Monobasic リン酸二水素ナトリウム)を加えていますが、数日するとまたジワジワと高くなるので3日後くらいに再度添加。池(100L)に1グラム入れるとpHが 0.30ほど下がります。水槽も池も7.2〜7.6に保てるように調整しています。
水槽の苔取りは月に一度くらい。細く短くて柔らかいコケがガラスの全面にうっすらと付くので、それを苔掃除用のスポンジで取ります。底砂利に面した部分には茶色の苔が付くこともあります。成長が遅いアマゾンソードには濃緑のスポット苔が付いていますが、そのままにしています。裏庭で拾い、煮沸消毒して入れた饅頭型の石は、苔が付くと風情があるのでそのまま。らんちゅう達がよくつついています。幸い、毒性のありそうなコケは発生したことがありません。
池の側面は、光の当たり具合により茶苔の場所と緑苔の場所があります。コメット達の餌になるし、見た目もそんなに悪くないので取らずにそのままです。