発信地:西オーストラリア州パース
好きなバンド、歌手:
Muse
Radiohead
Beck Goldsmith
Clint Boge
キャリコらんちゅう(中国産江戸錦)
性別不明
2009年7月5日に仲間入り
オレンジと黒の色合いからハロウィーンのカボチャを連想し、「かぼちゃん」と命名。
「ハロウィーン」という名は響きが見た目に合わないので却下。
正面から見るとほっぺぷるぷるで「かぼちゃん」っていう顔してます。
尾肩に張りがなく泳ぎに影響しているため、日本で生まれていたら青子のうちにハネられた可能性が高いです。エセらんちう体型でも、元気でかわいいならそれで良しというのが私の基準・・・低い?
この仔はエサをゲットするのがヘタです。上を向いている間に真上に落ちてきたものくらいしか取れません。すぐ横にある餌をキャッチできることもありますが、自分より下に沈んだ餌は諦めてしまい、また上から別の餌が落ちて来るのを待ちます(おいおい)。しばらく待っても落ちてこなくなると底をツクツクしに行きますが、その頃にはもう他の仔が餌を取った後なので何も残ってません・・・そのうち学ぶでしょう。
追記:松かさ病にかかり、一度完治しましたが、その後体調を崩してしまいました。2009年8月22日永眠。
「とりあえず塩浴」「薄めの薬浴」「そのまま様子を見る」など人により様々だと思います。塩は浸透圧に関係して魚が楽になるとか、殺菌効果もあるとかで昔から使われていたようですね。私が持っている金魚の飼育書は薬浴を勧めています。
日本では「トリートメント」という言葉が定着していますが、英語圏ではquarantine(隔離期間、略してQT) と呼ばれています。
私は以前、新しい金魚は塩浴をさせていましたが、現在QTは真水で行っています。特に症状がなければ余計なものは入れずに休ませてあげるのが一番だと思うようになったからです。
でも、例外が一つだけあります。吸虫駆除の薬 Prazi (praziquantel - プラジカンテル) です。
プラジは一度入れるだけで効力を発揮し、金魚や硝化バクテリアには害が無いという優れものです。豪州ではFluke & Tapeworm Tablets という商品名で売られています。
ぽんちゅうとディナーが我が家に来た翌日、2匹とも吸虫病の症状が現れました。頼みの綱としてよく訪問するフォーラムで、「ショップの水槽では吸虫(ダクチロギルス、ギロダクチルス)が蔓延している可能性が極めて高く、プラジは金魚に負担をかけないので、家に来た時点で症状がなくても、私はQT水槽には必ずプラジを投入している」というベテラン飼育者のコメントを読み、買いに走った薬です。効果テキメンでした。
それから我が家では「初日にプラジ、あとはアンモニアと亜硝酸に注意しながら真水で2週間様子を見る」というのがQTの手順となりました。エサはフンの状態が良ければ朝に少量だけ与えるようにしています。
このプラジカンテル、ちょっとググッてみたところ、日本ではウソみたいに高額です
ドロンシットという薬、プラジ50mg入り20錠で1万5千円!なんとまぁ・・・
豪州では100mg入り25錠で16ドル。20リットルにつき100mgなのでうちのQT水槽には1錠で済み、日本円にして50円ほど。そのため症状が出ていなくても予防薬として気軽に使えます。
トリクロルホン(マゾテン、リフィッシュなど)のような毒性が無く、良く効くのでお勧めなのですが、日本では高いのでちょっとキビシイですね。それでもディスカスなどデリケートな熱帯魚の飼育者の中には獣医さんから数錠だけ買ってきて吸虫駆除に使っている人もいるようです。
すみません、ちょっと話がそれましたね・・・
トリートメントに関して「私はこうしてる」「これは失敗だった」などなどコメント頂けると嬉しいです~。
現在3匹が遊泳中のメイン水槽に新しいらんちゅう2匹を迎えるにあたり、濾過機能向上を図るためフィルターの内部を一部改造することにしました。今のところアンモニア、亜硝酸、硝酸ともにゼロを維持できていますが、今後負荷が高くなりそうなので、備えあれば憂いなし、ということで。
ジュエル社のフィルターは日本でそれほど普及していないようなので、あまり参考にはならないかもしれません。興味のない方はスルーしてください・・・
標準設定:
上段: ウール > 活性炭スポンジ > バクテリア入りスポンジ > 目の粗いスポンジ
下段: 目の細かいスポンジ x 2
改造後:
上段: ウール > 目の粗いスポンジ > 濾過リング(フルーバル社のもの)
下段: 目の細かいスポンジ x 2
上段の硝化バクテリア入りスポンジは、投入後数ヶ月すれば他のスポンジにバクテリアが繁殖するので取り出しても問題ありません。
活性炭スポンジはわりと頻繁に取り換える必要があるためコストがかかり、さらに水をアルカリ化させます。うちは硬水でアルカリに傾きやすいので、薬浴の後など水中の残留薬物を取り除く必要がある場合を除いては外したほうが合理的です。
目の細かいスポンジは表面積が大きいためバクテリアコロニーの量が多く、水がその隙間を通る速さが目の粗いスポンジよりゆっくりなので、濾過が効果的に行われる部分です。
先日届いた濾過リング。中央の穴は以前より小さくなったかな?
濾過リングは一旦入れたらほとんど触りませんが、そのままバラバラ入れるよりケースかネットに入れたほうが取り扱いが楽です。三角コーナー用のネットがちょうど良いのですが、豪州の台所に三角コーナーなるものは存在しないので、スーパーでは売ってません。なのでまた持ち合わせの素材で自作することに・・・
網戸を張り替えたときに買った網の余りを取っておいたので、フィルター内部(縦9.5 x 横9.5 x 高さ8.5cm)に合わせてチョキチョキ。釣り糸で四隅を縫い付けて出来上がりー 。
一箱分500グラム全部入りました
さあ、これで新しい仲間が加わっても濾過はOKかな?下段にスポンジ1つぶんの空きスペースがあるので、ここも濾過リングで埋めることも可能ですが、当分その必要はないはずなので空けたままにしておきます。
金魚を飼っている人は、金魚が「あくび」をするのを見たことがあると思います。
寄生虫がいたり水質が悪いときにあくびをする例が多いようですが、健康な金魚が水質の良い環境でもあくびをするのはなぜでしょう?
酸欠になれば「鼻上げ」をするので、酸素補給が目的ではないようです。
人間でいう「伸び(ストレッチ)」をしているのだという説もありますが、英国の観賞魚サイトPractical Fishkeeping の BBS管理者Andy さんによると次のような理由だそうです。
「鰓耙はその形状のため、水が一方向に通るだけだと、よくゴミが溜まります。魚があくびをしているように見える時、実際は水を強制的に逆方向に送り、その逆流で鰓をきれいにしているのです。」 >> 典拠
網に残った小さなゴミを裏側から水をかけて落とすのと同じことですね。
これはなかなか信憑性が高そうなので、私はこの説に一票
皆さんはどう思いますか?