発信地:西オーストラリア州パース
好きなバンド、歌手:
Muse
Radiohead
Beck Goldsmith
Clint Boge
水替えなどで金魚達を水槽から出す時は網ではなく透明なプラスチック製のコップを使うので、水中で網を動かしても金魚達は逃げません。網の近くをウロウロするので「ちょっと、よけて」という場面も多いです。
フンやゴミは水槽の右奥に溜まりやすいので、ここにフィッシュレットを置けば拾ってくれるかも、と思っていました。豪州では売っていないので、日本の通販チャームさんからパワーリフトも一緒に注文して北海道の実家に配達、その後実家からこちらに転送してもらいました。
メイン水槽は砂利と水草があるため劇的な効率は期待していませんでしたが、試運転したところ翌朝にはそれなりにフンを拾い上げていました。なかなか良くできた商品です。ベアタンクで使用すればかなり効果的だと思います。
フィッシュレットはエアーポンプが原動力ですが、メイン水槽はシャワーパイプを水面より上に設置してそこから水中に酸素を入れているため、普段エアーポンプは使っていません。水温が上がり、シャワーからの酸素だけでは足りなくなった場合以外、エアーポンプを使う予定はありませんでした。サイレント設計で一般的なものよりは静かですが、それでもやはり振動音が気になるからです。
なので、フィッシュレットは数日家を空けるときやトリートメント用水槽を立ち上げた時に使えるよう保管しておき、フンは今までどおり毎朝網で取ることにしました。
ちょっとピンぼけ・・・ ごめんよ、ぽんちゅう
数ヶ月間、両方の脇腹が灰色だったぽんちゅう。
以前その辺りに赤班が出たことがあるので、
それが治る過程(黒班病)だと思っていたのですが、
ここ数週間でその灰色だったところが薄いオレンジ色になりました。
エラ蓋も以前は白でしたが、オレンジになっています。
白 → 黒(グレー) → 赤(オレンジ)という褪色もアリなのか、
それとも黒班病の回復と、エサ(苔含む)の色素による発色が同時進行したのか。
でも、中途半端な薄オレンジはちょっとねぇ・・・
白に戻るか、背中と同じくらい濃い色になってくれればいいんだけど。
まだチビなので、これからまた模様が変わるかも知れません。
元気ならそれでよし、ということにしておきます・・・
おとぼけ顔のスマイリー。この仔は目が大きいです。普段はおっとりさんですが、エサの時間は急に機敏になり、エサの後はまるで何かに取り憑かれたかのように砂利ツクツクに専念します。
ちょっとだけ肉瘤があるスマイリー。後方の C.J. は頭ツルツル・・・
C.J. はライオンヘッドのはずなのに、江戸錦のスマイリーに肉瘤の出具合で負けています。遺伝のせいか、みんなそろって頭ツルツルなうちの仔達。スマイリーも、うちの水槽に長くいたらツルツルに戻っちゃうのかなぁ。ランチュウベビーゴールドもあげてるけれど、肉瘤促進には及ばないかしら。
水深と水流があると、やはり肉瘤は出ませんかね。ちょっとぐらい出てくれたらいいのに・・・
うちの裏庭には、初夏から晩秋にかけて芳香豊かな花を次々と咲かせるフランジャパ二の木があります。かぼちゃんは、その木の下に埋めました。夏にはきれいな花を咲かせてくれるでしょう。まだパースは冬なので、現在フランジャパ二は枝だけの姿です。
去年の夏撮影。白、黄と緑の鮮やかなコントラストが夏の日差しによく映えます。
メイン水槽の4匹は元気にしていますが、この大きさ(90cm)の水槽にはやはりもう1匹いてほしいので、かぼちゃんの後継ぎを探す予定です。いつものお店 Aquarium City に、またらんちゅうが入荷されたら連絡をくれるようにお願いしました。次の入荷は9月中旬あたりになりそうです。素赤は C.J. とディナーの2匹が既にいるので、更紗か江戸錦で元気な魚が見つかるまで気長に待つことにします。
今までの金魚達は、みんな水質が不安定な20リットル水槽でのトリートメントでした。それしか空き水槽がなかったので仕方なく。うちに来てから数週間以内に発生した病気や体調不良(かぼちゃんの松かさ病を含む)は、もとから寄生虫持ちだった場合を除いてこのトリートメント中のストレス(アンモニア、亜硝酸や頻繁な水替えによるもの)が原因だと思います。
今度お迎えする金魚は、月始めに購入した60cm水槽でトリートメントできます。水量が大幅に増えるので、以前問題だったストレスもかなり軽減できるはずです。
やっぱり桜錦や京錦なんてシャレた魚はパースまで来ないかしら。丹頂は人気が定着したようで、最近は黒出目金のようにどこのアクアショップでも見るようになりました。たまに週末のマーケットへ行った時に立ち寄る Malaga Aquariums ではピンポンパールと水泡眼も定番アイテムになりつつあり、アルビノ出目金を見かけたこともあります。ここは熱帯魚がメインで、らんちゅうはめったに入荷しません。
松かさ病の症状が消えてからも動きが鈍く、日中も砂利の上で休んでいることが多く、今週の始めあたりから休んでいる時間がどんどん長くなって、きのうはエサの時間も水草のあたりでじっとしていました。
すぐ隔離水槽に戻して塩浴を始めれば良かったのかもしれませんが、メイン水槽復帰当時は薄くなっていた体色も、ここ数日で濃くなって元に戻ったし、水質が安定していて仲間と一緒ならもう少しで元気になるかな、と思っていました。ここ数日はずっと家に帰るのが遅かったため、夜になってから電気を付けてバタバタと隔離水槽に移すと余計なストレスがかかるかな、という懸念もありました。
かぼちゃんは家に来た時から動きが鈍かったので、もともと内臓が弱かったのかもしれません。完治後にメイン水槽に戻してから3日くらいは絶食させるべきだったのかもしれません。呼吸には異常なかったので、エラ病ではなかったと思います。
お腹が膨れたり浮いたりはしなかったのですが、消化不良・内臓疾患が原因だった可能性が高いです。出勤前はじっくり観察する時間もなく、帰宅後はもう夜遅く水槽の電気は消えて魚達は寝ているので、かぼちゃんのフンの状態をしっかり確認していませんでした。夜、水槽の電気を付けて金魚達を起こしてでも確認しておけばよかったと後悔しています。
せっかく完治できたのに、その後のケアがうまくできず悲しい結果になってしまいました。もし皆さんの金魚が松かさ病になってしまったら、治療後の消化器系トラブルにはご注意くださいね。
かぼちゃんから、いろいろ学びました。短い間だったけど、ありがとう。