忍者ブログ
パース発、水槽飼いらんちゅう(もどき)と池飼いコメットの飼育日記。
カレンダー
04 2024/05 06
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:mameranchu
発信地:西オーストラリア州パース
好きなバンド、歌手:
Muse
Radiohead
Beck Goldsmith
Clint Boge
最新コメント
Re: 初めまして。  [01/17 mameranchu]
初めまして。  [01/16 yuxx]
RE:無題  [11/14 mameranchu]
無題  [11/13 Faberge]
RE: こんばんわ  [07/18 mameranchu]
ブックマーク
[33]  [32]  [31]  [30]  [29]  [28]  [27]  [26]  [25]  [24]  [23
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

にほんブログ村 観賞魚ブログ 金魚・らんちゅうへ← ランキング参加してます。ぽちっとな。
オーストラリアでは、丸モノ金魚養殖業者はいないも同然なので、ほとんど中国やシンガポールなどからの輸入です。アクアショップの多くは国内の大手輸入業者を通して仕入れています。そのほうが海外の養魚場や卸売業者から直輸入するより効率良く安いからです。

世界一検疫が厳しいことで有名なオーストラリア。

観賞魚の取り扱いもご多分に漏れず、まずは輸出元の国で一週間、さらに入国後も隔離施設で二週間の検疫期間があり、期間内に病気が見つかった魚はその場で処分されます。

そのおかげで寄生虫持ちの魚が届く可能性は減るのですが、検疫中に魚を処分されると当然輸出業者の儲けが減ります。

ズル賢い輸出業者は、たまに「A1(特級)クラス」だと言っておきながら、わざとハネ魚を送ったりします。それを受け取った輸入業者が「ハネものだ、形が悪い」と クレームをつけると、返金する代わりにクレジット(そこでの注文にしか使えないポイントのようなもの)を発行し、次回もそこから注文しないと輸入業者は元を取れずに損をするようなシステムにしています。

東南アジアの養魚場では一般的に魚の扱いが雑なので、良個体はごく少量。

たまには良個体も入荷されますが、すぐ売れてしまうので、よほどタイミングが良くないと入手できません。

・・・

以上、某ショップの某スタッフから仕入れた豪州の観賞魚業界ウラ情報でした。

こちらでは丸モノ金魚が高価で、しかも難アリな個体が多いのには、そのような理由があったのですね。

誠意をもって対応し、魚とサービスの質を高めようと頑張っている日本の養魚場の職人さん達を見習ってほしいものです。
PR
にほんブログ村 観賞魚ブログ 金魚・らんちゅうへ← ランキング参加してます。ぽちっとな。
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
修正用パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
このパスワードはコメント投降後に内容を修正する場合必要ですが、
修正することはないと思えば入力不要です。
無題
 オーストラリアのアクア事情、そんな風になっていたのですね。
 東南アジアはともかく、中国からも輸入されているんだったらすばらしい個体が流通してもいいような気もするんだけど、日本ほど金魚熱が盛んじゃないからそもそもの流通量も少ないのかな?
 アメリカやイギリスあたりだと丸ものより長ものが好まれる(コメットとかブリストルとかその象徴ですよね~)って聞いたことあるけど、そこらへんも関係してるのかな?
 らんちう、新しくお迎えするんですか^^?
 楽しみにしていますね♪
ぽち URL 2009/06/25(Thu)18:56:48 編集
Re: 無題
> ぽちさん

中国産の良い個体は、やはり需要が高く金魚を見る目も肥えている日本に行ってしまうのだと思います。

確かに英米では長もののほうが人気みたいですね。不自然な体型の丸ものを好むのは、わび・さび的な東洋独特の美意識なのかもしれません。西洋の人は長ものの「自然美」のほうに惹かれやすいとか?なんて、無責任な当てずっぽうですが

らんちう、2匹欲しいなぁと思っています。1匹だけだとかわいそうだし、突然3匹増やすと濾過に負荷がかかるかな、と・・・
mameranchu 2009/06/25(Thu)23:08:06 編集
大変なんだぁ!
オーストラリア大変なんだぁ~!
これは、手に入れた金魚は超貴重!!
飼育者は別の意味でプレッシャーが・・・(汗)
HITOTSUYA URL 2009/06/26(Fri)21:19:59 編集
Re: 大変なんだぁ!
> HITOTSUYAさん

そうなんですよー。数々の難関を乗り越えてきた仔達です。頑張ってお世話しなければ。

でも逆に、将来子引きと稚魚飼育に成功して里親が必要になれば、どこのアクアショップでも二つ返事で引き取ってくれそうです。早くそんな心配ができるような一人前の飼育者になりたいわ・・・
mameranchu 2009/06/27(Sat)23:01:56 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ブログ内検索
バーコード
忍者ブログ [PR]