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パース発、水槽飼いらんちゅう(もどき)と池飼いコメットの飼育日記。
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HN:mameranchu
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ずっと金魚の世話もブログ更新もままならない日々が続いていましたが、なぜかというと4月下旬に結婚しまして、昨年末からその準備でバタバタしており、 やっと落ち着いたところなのです。

メイン水槽のフィッシュレス・サイクルが完成したので(この記事は次回)新しいらんちゅうを迎えるため週末にアクアショップに行ったのですが、らんちゅうはいませんでした。なので今のところ「らんちゅうネタ」はございません。裏庭のコメット達は元気です。

代わりにといっちゃなんですが、世界最大の魚類ネタを・・・



新婚旅行で西オーストラリア北部のエクスマウスに数泊したのですが、エクスマウスはジンベエザメの回遊場所として有名です。ちょうどその時期だったのでジンベエザメと泳ぐツアーに参加し、運良く2匹に遭遇しました。1匹目は小型ジンベエ(それでも3mはありました)、2匹目は6m級でした。


WH1.jpg

浮上中。私が一緒に泳いだジンベエのうちの一匹です。


多数のツアー会社から同じ内容のツアーが出ていますが、お勧めは Ningaloo Reef Dreaming。私がこの会社のツアーにした理由はスタッフがフレンドリーで知識も経験も豊富なだけでなく、現在エクスマウスで自社専用のスポッタープレーン(上空からジンベエを探すセスナ機)を所有する唯一の会社だからです。これ、すっごく重要です。



この会社以外はみんなスポッタープレーンを数社で共有しているので、一匹見つかると数社のボートがその一匹に集中します。ジンベエザメの周りで一度に10人以上泳ぐのは禁止されているので順番待ちとなりますが、ジンベエは浮上してから10分もしないうちにまた潜水してしまうことがあり、せっかく見つけても順番を待っている間に潜ってしまい一緒に泳げない人も出てきます。



ジンベエザメが見つかると、スノーケル、マスク、フィンを準備して待機。ジンベエの進行方向斜め前にボートが止まるのでそこからスノーケリングを開始し、ガイドの後ろに付いてジンベエの横を泳ぎます。ガイドから許可が下りれば、ダックダイブ(潜水)もOKです。ただしジンベエの真下をくぐったり泳いだりするのは禁止。

WH2.jpg

こんな感じで一緒に泳ぎます。

 
ボートには18人いたので2グループに分かれ、各グループにガイドがついて交代でスノーケリングしました。最初のグループ交代のためボートに戻った時、ガイドが「このジンベエザメは人間と泳ぐの楽しんでるみたいだから、しばらく潜水しないと思うよ」と言っていましたが本当にずっと水面近くにいました。胸鰭の先から3m、尾鰭から4m以内に接近するのは禁止されていますが、ジンベエのほうから興味深げに近寄って来て距離を保つのが大変だったそうです。

同じジンベエと1時間以上泳ぐのも禁止なので、1時間経ったところで別の個体を探すことになったのですが、5分もしないうちにスポッターから「もう一匹浮上中」との連絡が入りそちらへ直行。

その途中で他社ツアー集団の横を通過しましたが、ボート4台で1匹のジンベエを追っていました。各ボート10人以上いれば、合計8グループで順番待ちをすることになりますね。それじゃあんまり一緒に泳げない・・・


WH3.jpg

頭でっかち、上からズームイン。横幅が1mくらいあります。

2匹目は30分ほど水面近くにいました。のんびり泳いでいるように見えますが、さすがに6mもあると尾も大きく、一振りでかなり推進力があります。大型のジンベエザメは20ノット(時速37km)のスピードが出せるそうです。



スノーケリングに慣れていない人は、ツアー前に練習したほうが無難です。ジンベエを探し始める前に一度スノーケリングをする時間があり(ガイドが各参加者の泳ぎのレベ ルを確認するため)、初心者の場合そこで丁寧に指導してくれますが、ジンベエと泳ぐ時は水面レベルまで下げたボートの後部デッキからジャンプし、その後すぐ15mほど先で待っているガイドの元へ泳ぐ必要があり、うまくスノーケルクリアできなかったりフィンの使い方に慣れていないなどモタモタしていると、追いつくのに苦労すると思います。



WH4.jpg

この部分で個体を識別します。ジンベエに遭遇したらここを写真に撮りましょう。

ツアー料金は $360 と安くはないのですが、それだけの価値はじゅうぶんありました。料金の一部はジンベエザメのリサーチや保護活動に寄付されます。専属カメラマンがツアーに同行して水中と船上で撮った写真(200枚近く)をCDにしてくれるという無料サービス付き。上の写真はすべてその一部です。



今回のツアーで、ジンベエザメ2匹との「スイムタイム」は2グループ合わせて1時間半!このツアー会社の過去の平均記録は25分くらいということで、私が参加した日はすごく運が良かったようです。他会社は順番待ちをしなきゃいけないので平均時間はこれよりずっと短いと思います。



学生時代に海遊館で初代の「遊ちゃん」を見ましたが、大海をのびのびと泳ぐ野生のジンベエに会えて嬉しかったです。



国際条約の取り締まり強化などで、もっと保護されるようになれば良いですね。成熟するまで30年もかかる魚なので乱獲にはとても弱いんです。絶滅危惧種なのですが、中国や日本で高級フカヒレとして売れるため、今でも世界各地でジンベエザメの密漁は続いているそうです。悲しい事ですね。

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なんとか回復してくれないかと様子を見てきたスマイリーですが、日に日に弱っていき、もう完全に回復の見込みがないことが明確になったので、これ以上苦しませないよう安楽死させることにしました。

苦しんでいてもそのまま自然に死ぬまで生かしておくべきか、苦しみを早く終わらせてあげるべきか、安楽死については賛否両論あると思いますが、病気の金魚だけではなく、稚魚が生まれて世話しきれず貰い手もいなくて困ったという場合の参考になれば、と思いその方法を書き留めておくことにしました。

川や公園の池などへの稚魚の放流は自然界のバランスを崩すため厳禁。まだ生まれたばかりの稚魚なら「ザルにあけて熱湯をかける」という方法で一瞬で死なせることができますが、ある程度の大きさまで育った稚魚にそれは残酷なような気がします。

海で釣った食用の魚なら、すぐに頭を強打するのが「人道的な殺し方」かと思いますが(ベジタリアンの方ごめんなさい)、ペットとして可愛がってきた金魚に同じことをするのは気が引けますし、水槽から出してすぐに殺せずモタモタしていると呼吸できない金魚は苦しむことになります。

金魚の安楽死について、日本語でネットで検索してもあまり参考になりそうなページが見つからなかったのですが(失礼)、西洋では動物愛護への関心が高いせいか、英語で検索するとかなりの文献が見つかります。

魚に一番負担が少ないのは MS-222 と呼ばれる魚用の麻酔薬の過剰投与らしく、アメリカではFinquelという商品名で売られているそうですが、この辺でそう簡単に手に入る薬品ではありません。

その次に負担が少なく簡単に手に入るのはクローブオイル(丁子から抽出した精油)で、すでに家にあったのでこれを使うことにしました。アロマテラピーに関する商品を扱う店ならどこでも売っています。

クローブオイルは虫歯の痛み止めなどにも使われ、昔は手術の際に局部麻酔薬として使われていたらしく、水に入れることで金魚を眠らせて苦しまずに死なせることが可能だということです。方法は以下の通り。
  1. 水槽の水を4リットルくらい別の容器に入れてエアー(ぶくぶく)を付け、金魚を移します。
     
  2. ペットボトルや空き瓶などフタの付いた容器にその水を少し取り、4リットルにつき10-12滴(金魚の大きさにより調整)のクローブオイルを入れます。これは金魚を眠らせるために必要な量です。
     
  3. クローブオイルは水にはあまりよく溶けないので、瓶を何度も強く振って水が白濁するまでよく混ぜます。
     
  4. 金魚のいる容器にオイル入りの水を流し入れます。エアー(ぶくぶく)がないとオイルと水が分離しやすいそうです。
     
  5. しばらくすると金魚が底に横たわり呼吸がゆっくり(眠った状態)になります。
     
  6. 数分してから先ほどの空き瓶にまた少し水を少し取り、今度は4リットルにつき50-60滴(致死量)のクローブオイルを入れてよく混ぜ、金魚のいる容器に入れます。
     
  7. 最後の呼吸を確認したあと10分経ったら金魚を取り出します。庭があればそこに埋めてあげましょう。
スマイリーは静かに永眠しました。

クローブオイルをウォッカなどのアルコールに溶かしてから入れるという記事もありますが、アルコールはエラを刺激して苦しませてしまうので使わないほうが金魚のためです。

金魚を容器ごと冷凍庫に入れるという方法も目にしますが、まだ意識があるうちに血液が凍結し始めると激痛を感じるため逆に苦しませるだけだということで、今では安楽死の方法としてはあまり勧められていません。

重層を使う方法もありますが、いわゆる「窒息死」なのでタイミングや量を誤るとひどく苦しませることになります。

ちなみに、クローブオイルは自然除草剤の原料にもなっていて、オイル入りの水をそのまま庭にまくと植物を枯らせる可能性があります。そのまま一晩おき分離したオイルをキッチンペーパーなどで吸い取ってゴミ箱に捨て、残りの水を流しに捨てたほうが無難かと思います。
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最後の一匹になってしまったスマイリーはトリートメント用水槽に引っ越してもらい、何が潜んでいるかわからないメイン水槽は、週末に2日かけてリセットしました。90cm水槽、砂利、フィルターと濾材、すべて酢と熱湯で消毒しました。

衛生面から砂利は深さを半分に減らし、アマゾンソードは消毒した後素焼きの鉢に入れて水槽の中央に置きました。リセット後、水槽の立ち上げ(硝化バクテリア増殖)には「フィッシュレスサイクル」を導入します。この過程については次回詳しくレポートします。

スマイリーの様子ですが、尾腐れ病(?)で溶けてしまった部分は回復しつつあります。しかし毎日底でじっとしています。たまに逆立ちするように口を大きくパクパクしながら泳ぎ、またストンと底にお腹を付けてじっとする、の繰り返しです。じっとしている間の呼吸は普通で、えらも両方普通に動いています。朝ちょっとだけ餌を入れると食べに来ますが、食べた後はまたじーっと動きません。フンの状態は普通です。

病原が特定できないため、過去4週間で寄生虫および細菌に対する薬ではすべて(計4種)試しました。「いじり過ぎ」で死なせてしまうかと思いましたが、スマイリーは頑張っています。

昨夜、スマイリーの背中が一部ぽこっと盛り上がっているのに気付きました。穏やかな隆起で、外部に白点や赤斑は見られないのでボックス病とは違うようです。一体何が原因やら・・・

塩と反応して毒素になる薬もあったため今まで真水で治療していましたが、もう薬は使っていないので昨夜から0.5%の塩浴を開始しました。このまま1週間様子を見ようと思います。
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2月下旬から35度を超える日が7日連続。2月の平均最高気温は31.7度、とふざけた暑さです。

裏庭のコメット用の池は日陰にあるため水温は常に25度前後を保っていましたが、室内のメイン水槽は水温が30度まで上がり、2週間以上水温が下がりませんでした。

その間はさらなる水温上昇を防ぐため水槽の照明を消していました。カーテンを閉めて家を出るので、部屋の中は暗くなります。

長期の高水温がストレスになったのか、高温のため細菌が急増したのか、照明の関係で生活のリズムが崩れたのか、メイン水槽のらんちゅうが2匹とも尾腐れ病にかかってしまいました。

エーハイムの濾過機能はバッチリなのでアンモニアと亜硝酸のレベルは0ですが、硝酸が普段より高く検出されています。

この暑い時期に2匹一緒にトリートメント用水槽に移すとアンモニアのレベルが高くなり危険ですし、メイン水槽内の細菌を除去しないと戻したときに再発する可能性があるので、メイン水槽まるごと治療することにしました。

尾腐れ病はきれいな水と薬があれば治療できる病気ですが、パースのアクアショップはどれも郊外にあって5時半には閉まり、中心街でフルタイムで働く私が閉店までに行ける場所にはないので、家に在庫がないと薬は週末まで手に入りません。

日本ならネットで注文して速達ということも可能だと思いますが、オーストラリア国内のネットショップは通常郵便しか配達オプションがなく、しかもパースは大陸の反対側なので配達に1週間近くかかり意味がありません。

うちには白点病用の薬があり、これは尾腐れ病にも効くのですが、トリートメント用水槽の水量に間に合うぶんしか残っておらず、メイン水槽全体を治療するには足りません。もうひとつ薬がありますが、これは高水温だと毒性が高くなり、硝化バクテリアにもダメージを与えます。硝化サイクルが崩れては元も子もないので、これもメイン水槽では使えません。

病気にかかっていることを発見したのが月曜日。薬は土曜(明日)まで入手不可。この状況は飼い主にとってかなりストレスです。

火曜は7時頃に帰宅できたのでそれから1/4水換えを行いました。症状は急激に悪化している様子はなく呼吸に異常は見られないので、明日からの治療で何とか間に合うかもしれません。

今朝は久しぶりに水温が27度まで下がっていたので、午前中だけ照明が付くようタイマーをセットして出社しました。

はやく明日にならないかしら。パースでのらんちゅう水槽飼育は至難の業です。家にいる時間が多く、日中買い物に行くことができれば話は別だと思いますが・・・。裏庭のコメット達はピンピンしているので、それが励みです。
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4月下旬から1週間家を空ける予定があり、その前に新しいフィルターを使ってのサイクルを完成させておきたかったので、週末にエーハイムに移行しました。

水槽に付いてきた(シリコンでガラス面に接着されている)内部フィルターからエーハイムに切り替えることにした主な理由は

1.内部フィルターから濾過メディアを取り出すときにゴミが水槽じゅうに散らかる
2.内部フィルターとガラス面の隙間が掃除できない
3.内部フィルターの下にある底砂がうまく掃除できない
4.見た目がよろしくない

ということでした。1~3が原因で病気になったであろう金魚も数匹います。

内部フィルターを撤去する時、かなり水が汚れることは容易に想像できたので、あらかじめ金魚たちは避難させて80%の水換えを行いました。

これで調子を崩す仔がいることは覚悟していましたが、今後の金魚たちの健康のため必要な過程だったので強行。残念なことに、やはり小柄なディナーが犠牲になってしまいました・・・ごめんねディナー(泣)。

エーハイムのシャワーパイプは水面のすぐ上に出し、ここから酸素を補給できるようにしてあります。

エーハイムの濾過メディアの一部は12月から内部フィルターにいれてバクテリアを繁殖させてあったので、サイクルを作るのにそれほど時間はかからないと思います。

アンモニアや亜硝酸のレベルを見る限り濾過機能に問題はなかったため使い続けていた内部フィルター。もっとはやく外部式に切り替えていれば助けてあげられた金魚達もいると思います。後悔先に立たず。

メインタンクはサニーとスマイリーの2匹だけになってしまいました。2匹とも仲良く元気でいてほしい・・・。あと数カ月で落ち着くから、それまで頑張ってね。裏庭の池のコメット3匹は完全無敵な生活を送っております。やっぱり強いなぁ、コメットは。

ジェルフードで餌の問題は解決し、今回エーハイムへの切り替えでフィルターの問題が解決し、ハードルをまた一つ越えた感じです。今までに失ってしまった仔達の命を無駄にしないよう今後も金魚飼育に精進します。
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